みんなのきらきらえがおから生まれた!
おっちょこちょいだけれど思いやりがあって、おおらかで前向きな男の子
得意なこと:
料理
苦手なこと:
先生の話を聞いたり、本を読んだりじっとしているのが苦手。
でもひかりちゃんの読み聞かせは大好き。
落ち着いていて安心感を与えてくれる、本を読むことが大好きな女の子
得意なこと:
読み聞かせ
苦手なこと:
野菜が苦手。きらりくんがお料理してくれると嬉しくて食べられる。
みんなが笑っていると大きくなり、
悲しんでいたり、怒っていたりすると
小さくしぼんでしまうよ。
きらりくんとひかりちゃんはえがおのようせい。ふたりはいま 「えがおしゅぎょう」のまっただなか。
えがおしゅぎょうとは 100にんのえがおをあつめるというものでりっぱなえがおのようせいになるためにはかかせないんだ。
ふたりいっしょだからさびしくないけれど、ときどきママとパパをおもいだしてないちゃうのは ここだけのひみつ。
えがおをもとめて たくさんたくさんあるいたふたり。
おなかはすっかりぺっこぺこ。
するとどこからか ふうわりふわりといいにおい。
においをたどって てくてくゆくと
そこは「雲母保育園」のもじ。
さらにおくへ てくてくてくてく するとそこには・・・
おいしそうなごはんと きらきらかがやくたくさんのえがお!
すぐにふたりは雲母保育園のみんなとなかよしになった。
おさんぽにおひるね、よみきかせ、ブロックあそびにクッキングほいく
たくさんあそんで たくさんのかがやくえがおをみつけた。
あるあめのひ。
ふたりは おおきなみずたまりのほとりにいた。
みずたまりにうつるふたりのかおは なんだかとってもさびしそう。
このひ、ふたりは100にんのえがおをあつめることにせいこうした。
「パパとママのもとへやっとかえれる。
でも 雲母保育園のみんなとおわかれなんて・・・」
きらりくんがそうつぶやいたとき うしろからにぎやかな
こえがきこえてきた。
「きーらりくん!ひーかりちゃん!」
ふりむくと 雲母保育園のこどもたちの きらきらかがやく
えがおがあった。
「やっぱり ぼく・わたし 雲母保育園にいたい!」
ふたりはどうじに そうこころのなかでさけんだのでした。
そのひはたのしみにしていた
クッキングほいくのひ。
あめあがりのそらのした みんなでいっしょに
てづくりのおにぎりをほおばったのでした。
〜つづく〜